日々成長する赤ちゃん。それに伴い次から次へと増えていくベビー用品や育児グッズ。実はもう全然使われていないものまで、そのままになっていたりしませんか?
出番のないモノを放置しておくと、それが育児ストレス・家事ストレスの原因に。ママのイライラもどんどん増幅してしまいます。
ベビー用品は処分しにくいものですが、上手に手放してお家も気分もすっきり快適にしましょう。
ベビー用品はいつ処分する?
子供の成長って本当に早いですよね。赤ちゃんなんて、数ヶ月単位で体のサイズが変わっていくし、食事の仕方だってお風呂の入り方だって変わっていくし・・・
その成長速度に合わせて、ベビー用品や育児グッズが増えていくわけですから、家の中はあっという間にモノだらけになっていきます。
なので、もう使う予定のないベビー用品は放置厳禁!即刻処分!が理想と心得て下さい。
使わないベビー用品の放置は絶対NG
使わないモノはとっとと処分した方がいいのはわかるけれど「毎日ドタバタで片付ける余裕なんてない~!」と、思われましたか?これ、きっと多くのママ達の本音ですよね。
でも、だからこそ!です。不要なモノが溜まっていくと
- 家の中がごちゃごちゃしていて落ち着かない
- 必要なものを取り出すのに時間がかかる
- 掃除が大変
- 赤ちゃんにとって危険
と実にストレスフルな状況に陥ってしまいます。ごちゃごちゃとモノが溢れる環境に身を置くのは、思っている以上にストレスを感じるもの。家事もはかどりません。
おまけに赤ちゃんは何でもかんでも口に入れてしまいますし、立って歩くようになれば、躓いて転んだりぶつけたりするリスクも高まる・・・悪いことずくめです。
家事に育児にフル回転で大変からこそ、不要なモノはすっきりサクッと処分して、是非とも自分を楽にしてあげて下さい。
ベビー用品を処分する方法は?
もう使っていないベビー用品がなかなか片付けられないのは、ママが忙しくて余裕がないから。だけが理由ではありません。
子供のモノって、とにかく捨てにくいんです。特にベビー用品は、
- ちょっとしか使っていない(もしくは全然使わなかった)のでキレイ、まだ使える
- 出産のお祝いにプレゼントされた
- 子供との思い出が詰まっている
といった品物であることが多いですよね。なのでゴミとして捨ててしまうにはあまりに忍びない。そのため「処分」=「捨てる」と考えてしまうと手がつけにくく、ついつい後回しにしてしまうわけです。
なので、まずは「捨てる」以外の方法で処分していくことが、すっきりへの近道になります。
「捨てる」は最後!がコツ
ベビー用品の処分方法は、大きく分けて2つあります。
- 新たな持ち主に譲る
- 捨てる
あなたにとっての不要も、誰かにとっては必要。ベビー用品を処分するなら、人に「譲る」から始めるのが正解です。ポイントは「捨てる」のは最後の手段にすること。
他の誰かに役立ててもらえると思えば、格段に手放しやすくなるものです。そして不思議なことに、人に譲ることでモノが片付いてくると、なぜか「捨てる」決断もしやすくなるんですよ。
ベビー用品は一時しか使わないものがほとんどだから、お下がりの需要も多いの。新しくて状態のよいうちに、必要としてくれる人に活用してもらおう。
放置していると埃やシミで劣化が目立ってくるし、結局捨てるしかない状態になってしまうのよね。ゴミにしないためにも、早めに手放すのがおすすめだよ。
身近な子育て仲間にお下がりとしてあげる
あなたのまわりに小さなお子さんや、これから赤ちゃんが生まれるプレママさんはいらっしゃいますか?
ベビー用品を人に「譲る」と言っても方法は様々ですが、もっとも気軽にできるのが親戚や友達などの知り合いにお下がりとしてあげること。大事に使ってきたベビー用品を、身近な人に役立ててもらえたら嬉しいですよね。
気心知れた間柄であれば「これ要らない?」「よかったら使って」といったやりとりだけで完結。面倒な手続きも必要ないので、最も気安い方法です。
ただし、知り合いに譲る際には、気安いが故の注意点があります。それは相手が欲しいモノだけをあげること。これがとっても大事なんです。
ベビー服や育児グッズのお古をいっぱいもらっても、結局全然使わないモノも多いんだよね。でも捨てられなくて置き場所に困ったり。
そうそう、みんな「使わなったら捨てていいよ」って言ってくれるけど、人からもらったモノって捨てにくいのよねぇ。
洋服などは趣味もありますし、我が子には新しいものを自分で選んで揃えたい、というご家庭もあるでしょう。なので、押しつけは厳禁。お下がりはあくまでも相手主体で選んでもらう配慮を忘れないで下さいね。
ちなみに、ベビー用品と同様に、親戚間などで譲ったり譲られたりされやすいのが雛人形や五月人形なのですが・・・実はこれはNG行為。雛人形や五月人形は大切な役割を担っているため、お下がりはせず一人に一つ用意するのが基本なんです。
知らずにうっかりタブーに触れてしまわないよう、気をつけましょう。意味や由来を知ると、年中行事はよりいっそう楽しめるので、ぜひ一度確認してみて下さいね。
リサイクルショップやフリマサイトで副収入に
「あげる」よりも若干手間はかかるものの、断然お得な方法が「売る」ことです。
身近に赤ちゃんやプレママさんがいなくても、絶賛育児中のママは世にたくさんいますよね。使わなくなったベビー用品を、リサイクルショップやフリマサイトで売ることで、そんな誰かに役立ててもらうことができます。
そして何と言っても、不用品がお金になる!というのは大きな魅力です(笑)
リサイクルショップは、持ち込めばすぐに買い取ってもらえるというメリットがあるけれど、高く売りたいなら断然フリマサイトがおすすめだよ。
フリマサイトかぁ・・・私はまだ使ったことがないのよね。最初の登録とか商品のやり取りとかなんか大変そうなイメージがあって。
やってみるとすごく簡単だよ。フリマサイトを上手に活用して、子供のモノを売ったり買ったりしているママはたくさんいるわよ。
フリマサイトでの物販は、すき間時間でできることも大きな魅力。副業や副収入に興味のある主婦やママ達にぴったりですよ。
寄付して社会貢献
ベビー用品は、施設やNPO団体などに寄付することもできます。ベビー用品や子供用品の寄付を受け付けている団体は、意外と多くあるんです。
寄付を受け付けてもらえる品も、衣類やおもちゃ等の小物から、ベビーカー等の大物まで広範囲。
開封してしまったオムツも、キレイな状態のものであれば引き取ってくれるところがあるよ。
あげたり売ったりができなくても、寄付することで役立ててもらえるモノがたくさんありそうね。
受け付けている品や、受付方法は団体によって様々です。寄付をするなら、先方の需要を事前にしっかり確認して行いましょう。
思い出として残しておきたいモノは?
使わないベビー用品は早めに処分!これは、快適な子育てライフを送るための大事なコツです。とはいえ、いつまでも手元にとっておきたいモノだってありますよね。
かわいい赤ちゃん期の思い出の詰まった品は、替えのきかない宝物。また、弟や妹が生まれた時に使いたい、という品もあるでしょう。
もちろん、残しておきたいモノは大事にとっておいてOK。何もかもを片っ端から手放す必要はありません。
ただ思い出の品は、子供が成長するにつれてどんどん増えていくからね。「この箱に入るだけ」とか定量を決めて厳選して残すといいよ。
かさばるモノは写真に撮って残したり、ベビー服なんかの布類なら、ぬいぐるみやパッチワークにリメイクするのもおすすめだよ。
まとめ
- 使わないベビー用品は、即刻処分が理想。
- ベビー用品の処分は、①譲る②捨てるの順で行うと手放しやすい。
- 譲る方法は、知り合いにあげる、売る、寄付するなど様々。
- 手放したくないモノは、無理に処分せず残しておいてOK。
子供が生まれると、その成長に伴ってライフスタイルは日々刻々と変化していきます。必要なモノ、不要なモノもその時々で変わるので、ご機嫌な毎日を過ごせるよう、モノの入れ替えもアップデートを図っていきましょう。