エアコン28度設定は暑い!温度を下げずに涼しくする方法6選 | こっころ

エアコン28度設定は暑い!温度を下げずに涼しくする方法6選

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皆さんのご家庭では、エアコンは何度に設定されていますか?最近はエコが推奨されている関係で、「28度設定にしましょう」などと呼びかけられています。そのため、温度は高めに設定しているという方が多いのではないでしょうか。

でも…正直、28度設定では暑い!しかし、エアコンで冷やし過ぎるのは体に悪い気もしてしまいますよね。

そこで、『エアコン28度設定でも涼しくする方法』を伝授します!家族全員がこの夏を健康に過ごせるよう、しっかり習得しておきましょう。

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エアコンの28度設定は子供に最適⁉

たかひろ(夫)
たかひろ(夫)

まず、エアコンって本当に28度設定でなければいけないの?室温28度って結構暑いと思うんだけど…。

たしかに、涼しさを感じたくてエアコンをつけているのに、室温28度では「ちょっと暑いな…」と感じてしまいますよね。でも、子供にとってはこの「ちょっと暑い」というのがキーワードなんです。

これは、子供の体は大人よりも冷えすぎてしまう傾向があるからです。そのため、大人には快適な室温でも、子供にとっては寒いと感じているかもしれません。

また、体が冷房の効いた部屋に慣れすぎると、通称「冷房病」という自律神経の乱れが起こります。

自律神経が乱れると、体温調節がうまくいかなくなります。すると頭痛や体のだるさなどの不調が起きてしまう要因になるのですが、子供にとっては一時的な体調不良だけに留まりません。なんと、暑くても汗をかけないという異常な体になってしまう恐れがあるんです。

さとみ
さとみ

子供は汗をかくことで発達していくんだね。なるべく汗をかかないように生活している大人とは正反対!

たかひろ(夫)
たかひろ(夫)

冷房の冷やし過ぎは、発達の妨げ冷房病の引き金となってしまうんだね。設定温度が高めを推奨されている理由がよく理解できたよ。

ですが、必ずしも28度厳守!というわけではないんです。エアコンの設定温度には目安があり、基本的には外気温-5℃までの範囲で設定します。また、猛暑日など場合によっては、26~28℃設定で調節するようにしましょう。

それについては、こちらで詳しくご説明しているのであわせてご覧ください。

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エアコン28度では暑い!涼しくする方法は?

たかひろ(夫)
たかひろ(夫)

夏はキンキンに冷やしたくなるけど、子供にとってはNGなんだね。
でも…やっぱり28度設定では暑いし、子供も汗をかいてしまう時はあるよね。

特に猛暑日などは、28度設定ではあまり快適に感じられないことでしょう。「子供は汗をかくことが大事!」と述べましたが、びっしょりと汗をかいてしまうほどでは可哀想な気持ちにもなってきます。

でも、『プラスαの工夫』をすれば、例えエアコンが28度設定であっても快適に過ごすことができるんです。

湿度を下げる

夏は雨の日も多いため、気温だけではなく湿度も高くなることが多くありますよね。すると、暑さ+ジメジメ感で体感温度は最悪…。かなり不快に感じます。

このいわゆる「蒸し暑い」という状態になると、暑さの原因は気温だけではありません。対処すべきは、湿度なんです。

人が快適に感じる湿度は、40~60%とされています。そして、同じ室温でも湿度が15%下がると、体感温度も1度下がるんです。そのため、室温が同じ28度でも、湿度70%と50%ではまったく体感温度が違います。

このことから、湿度が高いなと感じたら、まずは湿度を下げる工夫をしてみましょう。エアコンの運転モードをドライにしたり、除湿器を使ったり…。市販の除湿剤も高い効果を発揮してくれるのでかなりおすすめです。

扇風機併用で風を起こす

体感温度を下げる方法として、「体に風を当てる」というのも有効です。

さとみ
さとみ

たしかに、風がある日とない日ではまったく暑さが違うよね!

室内で風を起こす方法といえば、ズバリ「扇風機」。エアコンを28度設定でつけるのと同時に、扇風機も併用してみましょう。扇風機を自分に向けたり、風量を強くすると効果大です。

でも、エアコンと扇風機のW使いなんて電気代が上がるのでは…?と思うかもしれませんが、意外にもエアコンの設定温度を下げるよりも、W使いのほうが少ない電気代で済むんです

また、扇風機を使わないとすれば、エアコンの風量を上げるのも◎。エアコンは温度を下げる時に最も電気を使います。そのため、温度を下げるよりも風量を上げた方がお得に涼しさを得られるんですよ。

窓から入ってくる日光を遮断

室内が暑くなるのは、外から入ってくる熱が原因です。それは、壁や床、屋根などからじわりじわりと入ってくるものもありますが、やはり一番の侵入口はですよね。

ということは、窓から入ってくる日光を遮断できれば、室内が必要以上に暖まることを防ぐことができます。その方法としては、遮光カーテンやすだれ、ハニカムブラインドなどで遮断するのが有効です。

この「ハニカムブラインド」とは、ハチの巣のような構造をしているブラインドのことを言います。外気の侵入を遮断し、室内の空気を外に逃がさないという特徴があります。

ハニカムブラインドは、言わば断熱材のようなもの。夏は涼しく・冬は暖かく、と通年使えるのが便利ですね。

子供の服装は大人より1枚少なく

「子供にはちょっと高めの設定がいい」「子供にとって汗をかくのは重要なこと」とご説明しました。しかし…実は、体温調節が未熟な子供には、暑すぎるのもよくないんです。

暑すぎると今度は体に熱がこもりすぎてしまいます。うまく体から熱を放出できないと、当然体に不調が出てしまいますよね。

基本的に子供は暑がりで、しかも動き回るのが大好き。これではすぐに汗びっしょりになってしまうのも目に見えています。そこで、子供の服装は大人より1枚少なく着せるようにしてみましょう。

ただし、常に寒すぎないか確認するのも大事です。手足を触ったときに冷たくなっていたり、くしゃみなどをしているようであれば少し寒いのかもしれません。その場合は再度調節してあげてください。

水浴びで汗を流す

エアコンや扇風機など、冷房器具に頼らなくても涼しさを得られる方法があります。それが、水浴びです。

自宅に家庭用プールがあれば、それで遊ぶのもいいですね。暑すぎてどこにも行けなくても、プール遊びができるだけでかなり楽しい一日になるかと思います。

また、賃貸住宅などで家庭用プールが難しい場合は、自宅のお風呂場でも可です。浴槽に少し水を張れば簡易プールの完成!お風呂場でも十分楽しめますし、それに自宅の中ならパパやママも人目を気にせず一緒に遊ぶこともできますね

あや(友人)
あや(友人)

水浴びは汗を流すこともできるから、我が家は1日に何回も水浴びをさせることもあるよ。

水浴びと言えば、夏の醍醐味・海遊びもおすすめです。こちらで海での遊び方を列挙しています。夏休みの家族での思い出作りに、ぜひお役立てください。

冷却グッズで熱を放出

主に発熱時に使われる、氷まくらや冷えピタ、保冷剤なども暑さ対策には有効です。

発熱時にこれらの冷却グッズが使われる目的というと、「体を冷やして熱を放出させるため」ですよね。それなら、暑さのせいで火照った体に使っても何の問題もありません。

保冷剤を体に当てる時、おすすめなのはわきの下や首筋、太ももの付け根などです。これらは太い血管が通っているので、適度に冷えた血液を全身に巡らせることができます。その結果、効率よく体温を下げることができるんです。

就寝時はアイスノンを使用して快適な睡眠を取るようにしましょう。夏の暑さの大敵・熱中症が起こる原因は、睡眠不足も大きく関係しています。暑さで寝苦しくて眠れなかった…とならないよう、冷却グッズを上手に使用して体調管理に努めましょう。

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まとめ

  • 子供は大人よりも冷えやすく、冷房に慣れすぎると自立神経の乱れが起きるため、あまり冷やしすぎるのはよくない。
  • 28度設定では暑く感じてしまうのが本音…。でも、プラスαの工夫をすれば快適環境が手に入る。
  • 快適環境には湿度も重要。40~60%が最も快適に感じられるため、湿度が高いようなら除湿する。
  • 扇風機を併用したりエアコンの風量を上げるなどして、室内に風を起こす
  • 遮光カーテンやすだれ、ハニカムブラインドなどで窓から入る日光を遮断する。
  • 子供の服装は大人より1枚少なくするのが目安。ただし、寒すぎないか確認してあげる。
  • 水浴びや冷却グッズを使用すれば、冷房器具に頼りすぎることなく涼しさを得られる。

室内が暑いと、どうしてもエアコンの温度を下げがちですよね。しかし、エアコンの温度を下げると電気代もかかりますし、何より体調不良の原因になりかねません。

設定温度28度はたしかに少し暑く感じてしまいますが、こんなにも涼しさを感じられる方法はあります。この夏を元気に過ごすために、エアコンの使い方を少し工夫してみてはいかがでしょうか。

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