育児と仕事は両立可能?ワーママのスケジュールから学ぶ3つのこと | こっころ

育児と仕事は両立可能?ワーママのスケジュールから学ぶ3つのこと

お仕事

育児をしているママの中には、育休明けに仕事復帰を考えている方もいらっしゃいますよね。でも、実際にどんな生活になるのか想像できず、不安でいっぱいになることもあるのでは…?

そこで、実際に育児仕事両立している先輩ママの体験談をご紹介します。「私にはできない」と悩む前に要チェックです!

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育児と仕事は両立できる?実際のスケジュールは?

今回は、幼い子供の育児をしつつ、ハードな仕事もこなしているママから直接お話を伺います。

この方、なんとたった3時間の睡眠で仕事に行く日もあるのだとか…。いったいどんなスケジュールで育児と仕事を両立しているのでしょうか。

ゲスト
みき

初めまして、みきです。待機児童期間を経て、1歳8ヵ月でやっと保育園に入れることが出来ました。
それから仕事復帰をしたのですが、想像以上に仕事と育児の両立は大変でした…。その実際の体験談をお話ししていこうと思います。

【みきと家族の簡単なプロフィール】

  • 夫、娘 、自分の両親の5人家族。
  • みき:仕事は病院の栄養士だが、極度の人手不足により調理業務を担当
  • 夫:病院の調理師
  • 実母:フルタイムパート
  • 実父:自営業で建築士
  • 娘のひな:1歳。身長は小さめのチビデブちゃん。とても我が強く、嫌と言ったら嫌!人見知りで、極度のママっ子。保育園でも、同じ年の子がぐいぐい来ると後退り…。保育園の先生の方が断然大好きな年上好き。

ハードすぎるシフト制勤務

私は、病院の栄養士として働いています。栄養士というと、献立の作成や患者さんへの栄養指導などを思い浮かべるかと思います。ですが、私の場合はそういった事務仕事ではなく、現場の調理を行うのが主な業務です。

育休は、基本的には1年間の取得ですよね。しかし、私は娘がいわゆる待機児童になってしまったため、育休を延長して1年8ヶ月ぶりに仕事に復帰しました。

これほど期間が空いてしまうと、もちろん以前とやり方が変わったことも沢山あります。さらに、復帰前にはしたことのなかった仕事も任されるし、仕事内容的にも戸惑うことが多い日々です。

ですが、今一番つらいのはハードすぎる勤務時間が関係しています。

病院には入院されてる患者さんがたくさんいるので、その患者さんたちに朝・昼・夕の食事の提供をしなければいけません。そうなると、早番・遅番のシフト制勤務にする必要があります。

私の職場では、早番は5時~15時、遅番は9時~20時までとなっています。休憩は1時間ありますし残業代もつきますが、ご覧の通り8時間以上の労働時間…。しかも残業は強制的というブラックさ。

これだけでも正直結構きついのに、職場は完全な人手不足なので少人数で回していくしかありません。そのため、遅番の次の日はほぼ決まって早番、というシフトになってしまいます。

ゲスト
みき

これでも睡眠時間が取れればまだいいんだけど、実際はかなりハードで…。

遅番の日は、家に帰り着くのは21時前後。急いで夕食を食べ、まずは保育園で疲れているひなを寝かしつけます。やっと寝付いてくれたらその後速効お風呂に入り、翌日の仕事の準備をしてからようやく就寝となります。

順調にいけば23時までには眠れますが、困ったことに夜中は娘の夜泣きが始まるんです。なかなか泣き止まないことも多く、ひどい時だと睡眠時間3時間程度で早番に向かうようになります。

さとみ
さとみ

ちょっとちょっと!想像以上の過酷さじゃない!

ゲスト
みき

夜泣きはしょうがないことだけど、やっぱり負担がかかっているのは事実かな…。でも、娘だって頑張っているから夜泣きもしちゃうのかも。

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育児と仕事を両立するコツ①【周りの協力を得る】

上記で紹介した通り、私の仕事はとてもハードです。この激務をこなしながら娘のお世話をするには、誰かの協力を得なければいけません

その誰かとは、私の場合は同居している実母です。ばぁばもフルタイムパートで働いていますが、私の勤務に合わせて娘の面倒を見てくれています。

私は早番の時、ひなが起きる前には自宅を出発しなければいけません。朝起きて、ママがいないと泣き叫ぶひなをなだめつつ、自分とひなの朝食を済ませてから保育園まで送り届けてくれるばぁば。

遅番の時は、朝は私が準備してあげられますが、帰りはばぁばに頼むしかありません。自分もフルタイムで働いてきた後、18時30分に保育園へお迎えに行き、ひなをお風呂に入れたり面倒を見ながら食事を作ってくれたり…。

早番の時の朝の泣き叫びもそうですが、遅番の時のばぁばとのお風呂も泣いて大変だそうです。私が家に帰りつけば、私を見るなり必死で泣くのを我慢している娘…。私が帰ってくるまで泣いている日もあります。

ゲスト
みき

こんな感じで、私の育児と仕事の両立には、ばぁばの協力が必要不可欠。もう親には感謝の言葉しかないよ。
両立は大変だ、なんて言ったけど、本当に大変なのはばぁばだよね…。

ちなみにパパはというと…。パパも病院勤務なので仕事はシフト制ですが、早番は6時~、遅番は8時~始まり、帰りは遅くとも19時までには帰宅します。

私よりも確実に娘との時間は取れるはずなんですが…。ひなの面倒は多少見てくれる程度。「ばぁばに任せてしまえばいいや」と思ったら、自室に閉じこもり自分の趣味のPCゲームを始めてしまいます。

この調子なので、せっかく家族で過ごせる休日も終始ゲーム三昧です。このことで喧嘩することも多くありますが、言っても聞かないのでもうどうしようもなくて…。

ゲスト
みき

これがずっと続くと、子供がもう一人いる気分になってくるよ…(笑)

育児に、仕事に、パパの面倒…となると、かなりのストレスがかかっているはず。ストレスはうまく発散させないと、体に不調が出てきてしまいます

こちらでは、様々なストレス発散法についてご紹介しています。「自分もストレスを抱えているかも…」と思ったあなた。ぜひ参考にしてくださいね。

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育児と仕事を両立するコツ②【限界なのに頑張る理由】

日中は仕事でいっぱいいっぱい。帰宅後は、泣きながら私にしがみつくひなの育児…。

自分の親がすぐ近くにいることもあり、仕事復帰前は「なんとかなるだろう」ととても簡単に考えていました。しかし、いざやってみるとその大変さは想像以上のものでした。

仕事の感覚もまだ取り戻せないし、睡眠不足で体の疲れも溜まるばかり。まだ1歳なのに、泣いて私の帰りを待つ娘への罪悪感に押しつぶされそうにもなります。

さとみ
さとみ

それでも、育児と仕事の両立を頑張る理由って何だろう?

ゲスト
ゲスト

私が今頑張っているのは、職場の皆さんには妊娠中の大変な時にとってもお世話になったから。復帰後はその恩返しをしたいっていう気持ちがあるんだ。

私の職場の方々は、かなりスパルタで仕事を教えてくださいます。それはもう厳しくて、恐くて泣きそうになるときもありました(笑)

そのため、正直仕事に前向きになれないときも多々あったのですが…。私が妊娠してからは、みなさんすごく気にかけてくださったんです。

例えば、その日の調理が揚げ物だった時。油缶を持ち上げようとする私に、すかさず「そんなに重いもの持ったらダメでしょ!」と代わりに運んでくださったり。

私が無事にひなを出産することができたのは、私以上に私の身体のことを心配してくださった職場のみなさんのおかげだと思っています。

実は、仕事に復帰する1ヶ月前まではどこの病院に配属されるのか分からない状況でした。ですが、配属先がまた同じ職場だと知ったときは本当に嬉しかったです。

復帰前はあんなに嫌だった今の職場…。勤務時間も長いし、ひなとも長くは一緒にいられないけど、働くことで少しでも皆さんに恩を返したいというのが私が頑張れている理由です。

さとみ
さとみ

妊娠や出産、育児しながらの仕事には、職場の理解や協力ももちろん大事だよね。

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育児と仕事を両立するコツ③【転職も大切な選択肢】

ですが…。正直なところ、私は現在転職を考えています。理由は、やはり子供との時間が取れないことです。毎日私の帰りを泣いて待つ娘の姿がかわいそうでなりません。

最初に「なんとかなるだろう」と軽い気持ちで復帰した私が悪いのかもしれません。しかし、育児と仕事を両立しながら頑張ってきて今思うことは、やっぱり子供にあわせて休みが取れるお仕事に就くことを本当にオススメします。

休みは不規則で、年末年始もお盆も仕事…。子供と一緒にいる時間がまったく取れず、「今日も寂しい想いをさせちゃってごめんね」と毎日子供に罪悪感を感じます。

「このままでは子供のためにも良くないのでは?ママを必要としてくれているうちは、できるだけ側にいてあげたい」という思いから、現在上司と転職について相談中です。

ですが、やはり一番ネックとなっているのは職場の人手不足です。今でさえ少ないのに、これから移動が決まっている方、退職予定の方もいらっしゃいます。

さらに、ハードな仕事は人の入れ替わりも当然激しく、私が育休で休ませていただいてる間にもかなり新人さんが増えました。そのため、「今辞められては困る」と言うことで引き留められている状況です。

今はまだ両親が元気で思いっきり甘えられる環境にいますが、私自身も含め人間何があるかわかりません。この状況で周りに頼ることができなくなってしまったら、正直育児と仕事の両立なんてできません…。

これから復職するママさんや、現在仕事を探しているママさんたちへ。こんなに過酷な環境にいる私だからこそ言えることは、『育児と仕事を両立するには、頑張りすぎないこと』が最も大切なことだと思います。

様々な事情があるかと思うので一概には言えませんが、“何をどれくらい頑張るか”というのを明確にしておくといいのではないでしょうか。仕事はするけど、育児に思いっきり時間をかけたい?またはその逆?はたまた両方同じくらい頑張っていきたい?

ゲスト
みき

優先順位をよく考えてみることで、おのずと『自分にとって最高な職場』が見つかるのだと思います。

育児と仕事を両立させるのは本当に大変なことです。しかし、育児にはお金がかかるもの…。子供に我慢させないためには、働いてお金を稼がなければいけません。

ですが、何にどれくらいの出費があるのか知っておけば、心に少し余裕が生まれます。こちらでは、毎月の出費が一番かさむであろう0歳児の育児費用についてまとめました。

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まとめ

  • 我が家は、家族の協力があってこそ成り立っている
  • パパの協力があればもっと楽になる。
  • 子供のことを考えるなら、土日祝休みの仕事に転職した方が良い

育休から仕事復帰する方の中には、私のように「経験のある仕事だから大丈夫」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実際は子供が生まれる前と後では生活のスタイルも全然違いますし、期間があいて忘れてしまっていることもあるかもしれません。

それぞれの環境下で大変だと思うことは違うかもしれませんが、今回お話ししたことが少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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