赤ちゃんが生まれてから始まる育児は、毎日が目が回るように忙しい!と言われますよね。
ママもその覚悟で育児に臨んだのに…あれ?0歳の赤ちゃんって喋らないし、よく寝るし、育児って思っていたより余裕がある…と思ったことありませんか?正直「暇」だと感じてしまう方もいらっしゃるはず。
こんなことを思っているのは私だけ?みんな赤ちゃんとふたりで何してるの?空いている時間はどう過ごしているの?そんな疑問を一挙解決!先輩ママ達の子育てを参考に、0歳の赤ちゃんとの過ごし方をお教えします。
0歳赤ちゃんの育児は暇⁉それとも忙しい?
今のうちに自分の時間を満喫しておいた方がいいよー。子どもが生まれると忙しくて何にもできなくなっちゃうからね。
プレママ時代、このように先輩ママ達にアドバイスを受けたという方は多いのではないでしょうか?実際に、赤ちゃんが生まれてから「忙しくて1日があっという間に終わってしまう!」というママ達の悲鳴はよく聞きますよね。
でも、私は育児がそれほど忙しく感じなくて…。私の育児の仕方が間違ってるのかな?
このように、実は「育児が忙しい」というのは万人共通の意見ではないんです。一方では「むしろ赤ちゃんと二人きりで暇を持て余し気味」というママも意外とたくさんいらっしゃいます。
では、なぜこのような感じ方の違いが生まれるのでしょうか?育児に一生懸命取り組んでいるのはどのママも同じなのに、感覚が真逆になってしまうのは不思議ですよね。
実は、この感じ方の違いは「赤ちゃんやママの個性」や「出産前の育児に対するイメージ」などによって大きく左右されているのです。
低月齢の赤ちゃんは暇に感じやすい
育児が暇だと感じるのは、特に0~4ヶ月くらいまでの低月齢の赤ちゃんのママに多いようです。
赤ちゃんが小さいうちは、ミルクを飲む→寝る→おむつを替える→ミルクを飲む…の繰り返し。寝てから目を覚ますまでの時間も結構ありますし、これが毎日続くとなると暇に感じてしまうのは当然ですよね。
さらに、その中でも以下のような赤ちゃんの育児は余計に暇を感じてしまうかもしれません。
- よくお昼寝をする
- 起きている間もあまり泣かず、機嫌よく過ごしてくれる
あやしたりお世話したりすることがあまりないと、比較的赤ちゃんに手がかかりませんよね。そうなると、ママも時間にゆとりを感じやすく、その結果が“暇”という感覚に繋がってしまうのです。
育児のイメージがストイックすぎた!?
出産前に「赤ちゃんのお世話ってめちゃくちゃ大変!」と育児=激務というイメージを持っていたママも、“暇”を感じやすいでしょう。
プレママ時代は「2時間おきに授乳だから夜も眠れない」「ミルクやオムツでしょっちゅう泣くから、抱いたりあやしたりしてたらゆっくりご飯も食べていられない」なんて情報をいっぱい耳にしますものね。
でも「いざ、育児スタート!」となってみたところ、「あれ?ウチの子よく寝るし、あんまり泣かない」「テレビ見ながらご飯も食べられるし・・・なんか思ってたより暇なんだけど!?」となるわけです。
このように、「育児は暇だ」と感じるママは多くいます。しかし「育児は大変」が通説になっている世の中、こんなに暇でいいのかと不安を感じてしまいますし、この暇な時間をどう過ごせばいいんだろう?などという疑問に繋がることも。
そうなの!まだ一緒に遊んだりもできないから、正直なにをしたらいいのかわからなくて。暇があるのは、ちゃんと育児ができてないからかしら?って不安になったりもするわ。
うんうん。特に初めての育児だと、自分がちゃんと赤ちゃんのお世話をできているのか心配になるよね。
そんな不安を抱えるママのために、「0歳赤ちゃんと一緒に何をしたらいいのか?」を各成長段階ごとにご紹介していきますね。
0歳赤ちゃんとの過ごし方【ねんね期(0~4か月)】
誕生から首すわり頃までのねんね期。この頃の赤ちゃんは自分から動き回ることがあまりないため、「やることがないし、思っていたよりも暇」と感じるママが最も多いのです。
まずは、ゆうくんママが実際にどんな1日を過ごしているのか、お話を聞いてみよう。
ねんね期(3ヶ月)の赤ちゃんとママの1日
ゆうは、3ヶ月の男の子で首が座り始めたところ。体格は他の子よりも少し大きめでおっぱいが大好きな食いしん坊ボーイだよ。
【ゆう&ママの1日】
この時期は、まだまだ授乳の間隔も狭いし、おむつ替えの回数も多いよね。家事はどのタイミングでしているの?
家事はゆうが寝ている間か、機嫌のいい時に近くでやっているわ。
なるほどね。家事が比較的スムーズにできていることで、ゆうくんママはゆとりを感じることができるんだね。
ゆうくんママの場合は、赤ちゃんのねんねタイムに家事をしたり、自分もお昼寝したりと、ゆとりのある育児生活を送っている模様。でも、赤ちゃんが起きている時にどんな風に過ごしていいのか分からず、時間を持て余してしまっているようですね。
では、授乳やおむつ替えの他には、赤ちゃんにどんなことをしてあげられるのでしょうか?
ねんね期の赤ちゃんとの関わり方
ねんね期の赤ちゃんの場合、ゆうくんママのように「上手く遊んであげられない」という悩みを持つママさん達は多いもの。でも、考えてみればそれも当然のことなのです。
3ヶ月頃までの赤ちゃんの視力は0.02~0.03くらいで、あまり物が見えていない状態です。握力も弱いのでおもちゃもうまく使えず、首がすわりはじめる頃にようやくガラガラなどの小さなおもちゃを握れるようになる程度。
つまり、この発育の様子では大人がイメージするような「遊び」はまだできないんです。そのため、何に対しても反応が薄いと感じてしまうのですね。
この時期の赤ちゃんに大切なことはスキンシップとコミュニケーション。語りかけたり触れたりすることで赤ちゃんに安心感を与えてあげましょう。
たくさん話しかける
赤ちゃんは、言葉は理解できなくてもしっかりとママの声は届いています。お腹の中にいた時から聞いていたママの声は、赤ちゃんにとっては一番の安心材料。ぜひ、優しい口調でたくさん話しかけてあげてください。
また、言葉を話さない赤ちゃんに向かって話しかけるのは苦手、というママさんも大丈夫。難しく考えずに、「おむつを替えてスッキリしようね」「今日はいい天気だから、後で一緒にお散歩に行こうね」というような言葉かけだけでもOKですよ。
赤ちゃん向けにことさら特別なことを話す必要はないですし、もちろん四六時中話しかけている必要もありません。
また、抱っこはもちろん、お腹や背中を撫でてあげたり、「いいこいいこ」してあげたりするのもいいですね。おもちゃを使った遊びはまだできなくても、スキンシップをはかる触れ合い遊びで親子の絆を深めてみてはいかがでしょうか。
絵本を読む
それでも、「やっぱり一方的に話しかけるのは苦手」「話しかけてあげなきゃと思うとかえって負担になる」というママには、絵本の読み聞かせがおすすめです。
絵本を読むだけなら、話しかけるのが苦手でも取り組みやすいわね。でもねんね期の赤ちゃんは内容なんて理解できないし、やっぱり反応しないんじゃないかしら?
反応がないからって、意味がないわけじゃないのよ。それに赤ちゃんにとって一番心地いいのは、やっぱりママの声だからね。たっぷり聞かせてあげよう。
地域によっては、絵本を取り入れやすい事業を行なっているところもありますよ。こちらの記事では、実際に赤ちゃんが興味を示してくれた絵本もご紹介しています。自分ではどんな絵本を選べばいいのか分からないという時は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
0歳赤ちゃんとの過ごし方【おすわり期(5~8か月)】
ねんね期を過ぎ5ヶ月頃になると、赤ちゃんは寝返りをしたり、おすわりができるようになったりします。また、早い子だと7ヶ月くらいからズリ這いやハイハイを始めるようになるので、だんだんと目が離せなくなってくる時期ですね。
実際におすわり期の赤ちゃんがどんな1日を過ごしているのか、7ヶ月の赤ちゃんを子育て中の先輩ママに聞いてみたよ。
おすわり期(7ヶ月)の赤ちゃんとママの1日
7ヶ月の女の子のかなは、最近離乳食の2回食が始まったところ。食いつきは良いけど、好き嫌いが少しあるの。寝返りはするけど、ハイハイはまだ、ズリバイ程度。一度寝たらぐっすり寝てくれるお昼寝大好きガールよ。
【かな&ママの1日】
5ヶ月になると離乳食が始まります。大人とは別に赤ちゃん用の食事を用意するわけですから、それだけでもママには一仕事です。
しかも作った離乳食をなかなか食べてくれなかったり、手を突っ込んで床にまき散らしたり・・・授乳やミルクの時よりも、食事にはるかに時間も手間もかかります。
ねんね期に比べると、ママの仕事もいろいろ増えてくるのね。
そうなの。自分で何でもできるようになるのは、まだまだ先のことだからね。赤ちゃんのうちは、成長するに従ってママの仕事は増えていくものと認識しておいた方がいいよ。
ちなみに、この時期には歯が生え始めてくる赤ちゃんも多いので、歯磨きも必要になってきますが・・・これがまた大仕事!歯磨きを嫌がる赤ちゃんって、多いんですよね。
歯磨きタイムに苦戦しているママさんは、こちらで「楽しい歯磨き」のヒントを探してみて下さい。
おすわり期の赤ちゃんとの関わり方
離乳食が始まることで食事の時間が固定されたり、また、お昼寝が午前1回・午後1回のパターンに定着してきたりと、少しずつ生活リズムが整い出してくるのが、このおすわり期です。
おすわりができるようになると赤ちゃんの視界もグッと広がって、いろいろなものに興味を持ち始めます。また、手指の力もついてくるので、おもちゃも使えるようになってきますよ。
遊び時間が充実してくるこのおすわり期には、親子でどんな風に過ごせばいいのでしょうか?
いたずらも赤ちゃんには大事な遊び
おすわり期になると、赤ちゃんの表情もとっても豊か。ねんね期には無反応に見えたおもちゃにも、嬉しそうな笑顔で夢中になって遊ぶ姿が見られたりします。
赤ちゃんの反応が見られると、ママも関わりやすくなりますよね。ぬいぐるみを使って「いないいなばぁ」をしてみたり、ボールをコロコロしてみたり・・・親子遊びのバリエーションも広がります。
ただ、赤ちゃんには“おもちゃ”と“日用品”の区別なんてないから、驚くようないたずらもするけどね(笑)
ティッシュを箱から全て抜き取っていたり、おむつ替え用のボックスからおむつやらビニール袋やらをつかみ出し、部屋中に散乱させていたり。誰もが経験する、赤ちゃんあるある。
赤ちゃんにとっては目に映る全てのものが興味の的。いたずらも大事な遊びです。好奇心を満たされた時のあの満面の笑顔といったら!ママにとっても忘れられない思い出になること間違いなしですね。
危険なく、ママのストレスが募らない範囲内で、赤ちゃんの体験遊びを寛大な心で見守ってあげて下さいね(笑)
夜泣き対策は昼夜のメリハリで!
おすわり期には夜泣きの始まる赤ちゃんも多いです。赤ちゃんに夜ぐっすり眠ってもらうためには、何と言っても日中しっかり身体を動かしてよく遊んでもらうこと。
そして、もうひとつ。朝のうちにお陽さまの光に当たることも、とっても効果的なんです。
でも朝から外遊びをするのって、大変そう・・・
朝は何かとバタバタして忙しいもの。外遊びやお散歩に出かけよう!となるとハードルが高いかと思いますが、まずは朝起きたらカーテンを開け、お部屋に光を入れる。そして例えば「スーパーへの買い物は午前中に行く」とルーティンにするだけでも、ずいぶん違いますよ。
ねんね期を過ぎると、日中のママの休憩時間はどんどん減っていきます。ですから夜は、ママもできるだけ睡眠時間を確保したいもの。そのためにも、昼夜のメリハリを意識した過ごし方を意識してみて下さいね。
外出が負担でないママは、ベビースイミングやベビーヨガなどの習い事をチェックしてみるのもおすすめだよ。
習い事はもっと大きくなってから、と考えがちですが、0歳から始められるものもたくさんあるんです。英語教育も、0歳のうちから始めると「英語耳」が育つんだとか。いろいろ情報収集してみると楽しいですよ。
0歳赤ちゃんとの過ごし方【はいはい期(9~12か月】
「0歳の赤ちゃん」と言っても、9ヶ月を過ぎる頃にはかなり動きも活発になり、ねんね期の赤ちゃんとは全く様子が違ってきます。
とにかく目を離せないやんちゃっぷりに、ママは常にハラハラドキドキ。ここまでくると、もはやねんね期の「暇」が恋しくなっているはず(笑)
ママの予測のはるか上をいく、こんなはいはい期の赤ちゃんとは、どんな風にお付き合いすればいいのでしょうか。
11ヶ月になるまりちゃんのママに、1日の様子を教えてもらったよ。
はいはい期(11ヶ月)の赤ちゃんとママの1日
まりは11ヶ月の女の子。食べるの大好きだし、運動も大好き。最近はつかまり立ちもして、歩こうと必死に立ち上がるけどまだまだ転んじゃってるわんぱくガールなの。
【まり&ママの1日】
昼間は目が離せなくて大変そうだけど、夜間の授乳がなくなって、朝までぐっすり眠ってくれるのは、すごく羨ましいわ。
うんうん。子どもが寝た後、ゆっくり大人の休息時間を漫喫できるように、昼間はめいっぱい遊んであげるのがポイントだね。
はいはい期の赤ちゃんとの関わり方
はいはい期の赤ちゃんは、とにかく好奇心が旺盛で、そしてよく動き回ります。我が子の成長ぶりは喜ばしいし、ちょこまか動き回る姿はとってもかわいい!
…とは言っても、1日中赤ちゃんから目を離すことができないママにとっては、疲れもイライラも溜まりやすい時期でもあります。
家の中だけでは、赤ちゃんのエネルギーも発散しきれませんし、この時期はお家の中にこもらず、外へ出る機会を作ると、ママの気分転換にも繋がるのでおすすめです。
外出をしてのびのび過ごす
やはり外遊びは運動量が高まりますし、赤ちゃんにとって、とても良い刺激になります。
歩けなくても、おすわりやはいはいができれば、芝生の上や砂場遊びは充分楽しめるので、まりちゃんのように公園デビューするもいいですね。
ただ、砂場の中をはいはいで動き回って体中砂だらけ、砂やら石やらを口の中に入れられたり・・・ハラハラし通しで、かえってママにストレスが溜まってしまうようなら、屋外にこだわらず、支援センターなどの利用がおすすめです。
なんと言っても、子どもが過ごす場所として作られていますから、基本的に安心・安全に遊ばせてあげることができます。
そして支援センターには、自宅にはないおもちゃがいっぱいあります。「あら、うちの子こんな遊びが好きなのね」なんて新鮮な発見ができたり。お家遊びのヒントにもなりますよ。
はいはい期の赤ちゃんは、10ヶ月で歩き始める子もいれば、まだまだ立ち上がる気配もない子もいたり・・・と個人差が非常に大きいです。でも焦らなくて大丈夫。赤ちゃんの成長は、過程も速度も本当に十人十色。
月齢に捉われず、お子さん自身の成長や個性に注目して、親子ともどもで楽しめる過ごし方を探してみて下さいね。かく言う我が娘も、育児書ガン無視の自由な成長過程を経て、すくすく育っています(笑)
“ママ友プレッシャー”は感じなくても大丈夫!
うーん、でも支援センターとかってママ友同士の付き合いとかがあって、大変そうよねぇ。私、そういうの苦手だから気が重いなぁ。
公園や支援センター、子どもの集まるところはママの集まるところ。ママ友付き合いを敬遠して躊躇しちゃう人も多いよね。
でも案ずるより産むがやすし。0歳児の赤ちゃんはまだお友達と遊べるわけではなく、興味をもったモノに突進→単独で遊ぶ、もしくはママと遊ぶのどちらかです。
いくら安全な環境であったとしても、何をしでかすかわからないのが0歳赤ちゃん、目を離したりはできませんよね。結果として他のママ達を気にする余裕もなく、我が子とマンツーマン態勢に終始するはず。
もちろん子ども達が同じ空間で遊んでいるわけですから、ママ同士が言葉を交わすことだってあります。が、基本的にはみなさん自分のお子さんのペースに合わせて遊び、自由に出入りしています。
あまり身構えなくても大丈夫なので、まずは一度、お試し感覚で覗いてみるといいですよ。
0歳赤ちゃん育児中の「暇」時間!有効な活用法は?
赤ちゃんとしっかり関わり、家事も片づけ・・・それでも赤ちゃんがぐっすりお昼寝している時などは、ママにもやっぱり手の空く時間ができるものです。
赤ちゃんは眠っているわけですから、この時間はママひとりのフリータイム。とはいえ、このフリータイムの主導権を持っているのはママではなく赤ちゃん。
赤ちゃんが目覚める、または機嫌が悪くなった時点で即刻終了。そして基本的に外出もできません。言ってみれば「暇はあるけど自由なし」みたいな。
そんな制約つき(?)のフリータイム、寝ている赤ちゃんを置いて外出するわけにもいかないし「一体何をすればいいのー!?」というママのために、“暇”時間の使い方について先輩ママ達の声を集めてみました。
子育ては体力第一!心も体も休ませよう
やはり基本は赤ちゃんのお昼寝時間=ママの休憩時間!です。
赤ちゃんが寝ているなら、ママも一緒にお昼寝したりゆっくりお茶でも飲んでリラックスしたり。また、好きなテレビを見たり漫画を読んだり、なんていうお楽しみ時間にあてて英気を養うのもいいですね。
夜泣きや授乳などで、夜まとまった睡眠をとれないママの毎日はなかなかハード。疲れが溜まって体調を崩しても、育児はママにしかできないことがいっぱいなので、休むことができません。
ですから休める時にしっかり休んで元気を保つことも、ママの大切なお仕事と心得ましょう。
ママ達の誰もが口を揃えて「今思えば、ねんね期の頃はゆとりがあったなぁ~」と言っています。裏を返せば、ねんね期を過ぎると、ゆとりは徐々に消えていくということ。
始まったばかりの子育て生活において、0歳育児中の「暇」は貴重な自由時間。のんびりゆっくり、思う存分楽しんでおきましょう!
ちょっぴり疲れてしまった時には、SNS漫画で爆笑するのもおすすめですよ。
貴重な勉強時間を逃さず活用!
実は0歳赤ちゃんの子育て期間中に「勉強をして資格を取得した」というママが結構多いんです。復職に有利となる資格であったり、かねてから興味のあった分野の新しい勉強であったり。
大人になって仕事をするようになると、自分のための勉強時間を確保することって、なかなか難しいですよね。でも0歳児子育て期間中なら、専業主婦でも育休中のママでも、とにかく家で過ごす時間が長い!
空き時間をフル活用できる、貴重なスキルアップチャンスにもなるんです。
資格にこだわらなくても、育児についての予習時間にあてるのも有意義だよ。
例えばねんね期のうちに、離乳食や卒乳について情報収集しておいたり。トイレトレーニングも、始める時期や方法が本当に様々。0歳からおむつ外しをしているママもいますので、自分に合うスタイルを考えておくと余裕がもてますよ。
部屋の改造をして危険を回避
「暇があるならコレやっておくといいよ!」と多くの先輩ママ達がおすすめしているのが、部屋の改造。
ねんね期の暇時間には、お部屋の改造はイチオシです。なぜなら、この後はいはい、よちよちに始まり、長きにわたり赤ちゃんは家中を動き回るのです。
家具の角やコンセントはむき出しになっていませんか?赤ちゃんの手の届くところに、はさみなどの危ないものや、壊れやすいものなどを置いていない?赤ちゃんが口の中にいれてしまうような小さなものは?
特に赤ちゃんの好奇心を刺激するワンダーランド=キッチンは、危険もいっぱい。
私の友達の赤ちゃんは、キッチンで遊んでるうちに食器を割っちゃって大怪我しちゃって大変だったの。
危ないものは赤ちゃんの手の届くところには置かない、場合によってはベビーゲートを設置するなどして、対策を考えておくといいでしょう。
ちなみに、赤ちゃんが手を突っ込んだり、床にごみをまき散らしたりする可能性大なので、ごみ箱の配置の見直しも必須ですよ(笑)
写真整理は0歳の時から習慣づけすると◎
「暇」時間の活用法として、先輩ママ達の高い支持を得ているものがもうひとつあります。それが、写真整理。
子どもの写真って、気がつくと膨大な数になっていますよね。毎日何枚もシャッターを切っていたら、あっという間に何百枚にもなっていることも。
わかる~。うちの子はまだ3ヶ月だけど、既に結構な枚数になってるもの。
かわいいから、ついついいっぱい撮っちゃうんだよねー。でも、これを放置しちゃうと、とんでもないことになっちゃうのよ。
子どもの写真はあまり溜め込んでしまうと、もはや整理などできる気がしなくなり、かえって見返す機会も減ってしまいます。
特に0歳の頃の写真って、家の中で同じような格好で写っているものが多いですよね。そのため、時間が経つといつの写真かわからなくなっちゃったりして大変ですし(笑)
ですから、比較的ママに時間のゆとりがある、ねんね期やおすわり期のうちから整理する癖をつけておくことがおすすめです。
アルバム整理をすることで、実は子供にも喜んでもらえるの。子どもって自分の写真を見るのが大好きだから、厳選した写真をプリントしてアルバムに貼ってあげると、親子で一緒に見返すことができて楽しいよ。
まとめ
- 0歳赤ちゃんの育児を暇と感じるか、忙しいと感じるかはママによって違うが、「暇」と感じる時期は0~4ヶ月のねんね期の赤ちゃんのママに多い。
- よくお昼寝をしたり、機嫌のよい時間の長い赤ちゃんの場合は、ママも時間にゆとりを感じやすい。
- ねんね期の赤ちゃんとは、スキンシップ・コミュニケーション重視で過ごすと◎。
- おすわり期になると、おもちゃを使った遊びもできるようになり、生活リズムも徐々に整い出す。
- はいはい期の赤ちゃんはとにかく活動的!ママの気分転換のためにも、支援センター等の利用がおすすめ。
- 赤ちゃんがねんね中の「暇」時間はママの貴重な休息時間&勉強時間。赤ちゃんが安全に過ごせるお部屋作りや、アルバム整理も◎。
育児中に手にすることのできた貴重な「暇」時間。どんな風に過ごしても、あなたが満足できたのなら、それは100%有意義に活用された時間です。
赤ちゃんとの関わりを楽しむ時間、ひとりのゆとりを楽しむ時間。どちらも大切にしながら、子育てライフを漫喫できるママが増えますように。