0歳児の育児費用いくらかかる?毎月の内訳は?補助はあるの?

お金

子どもが生まれてママになると「子どもを育てるのに、どのくらいのお金が必要なの?」と、誰もが一度は思うのではないでしょうか。

子ども一人を大学卒業まで育てるとなると、1,000万円超えとかいやいや2,000万円近くかかるよとか・・・ぎょっとするような額ですよね。

でも怯まなくて大丈夫。赤ちゃん誕生時に1,000万の貯金を用意しておかなければならないわけではありません。まずははじめの一歩、0歳児育児費用がどのくらいかかるのかを、しっかり確認していきましょう。

 

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育児費用ってどんなものがあるの?

まず最初に言っておきます。「育児費用」と聞いて遠くにそびえる山=子どもが成人するまでの費用、を見てはいけません。いや一度は直視しておいた方がいいんですが、じーっと見つめ続けていると、あまりの距離と高さに気持ちが落ち込みます(笑)

千里の道も一歩から。ともかく0歳時期にはどのくらいのお金がかかるのか?から始めていきましょう。

たかひろ(夫)

いやぁ0歳児はさー、やっぱお金かかるよ。だって用意するものがたくさんあるでしょ。

ベビーベッドにベビーカー、チャイルドシートに抱っこ紐、おくるみと哺乳瓶。あ、新生児用のお風呂も用意しなきゃだよね。

さとみ

ダメよ、ダメダメ。パパ全っ然わかってないわね。

たかひろ(夫)

え、めっちゃダメ出しされた。なんで?わかってないって何が?

さとみ

パパが言ったものも全部必要なものではあるけどね。赤ちゃんにかかるお金ってそういう大物だけじゃないのよ。

そう、育児費用とひと口に言っても、本当にいろんな項目があるんですよね。なのでここで少し整理してみましょう。

最初にドカン!!「育児初期費用」

「育児初期費用」←勝手に命名しました(笑)。

育児にかかる費用って、大きく2種類に分けられると思うんです。

ベビーベッドなど、たかひろパパの挙げた「大物」たちは育児初期費用。これは一つ一つの単価が大きいものが多いですし、実際に購入したモノが残るので、目につきやすい費用ですよね。

でもこの育児初期費用、最初の出費こそ大きいものの、そこさえ乗り切ってしまえば、後からさらにお金がかかることはほとんどありません

そして出費額がドカンと大きいだけに、実は育児初期費用についてはきちんと予算組みされている方も多いのではないでしょうか。つまり出産前からある程度想定している出費とも言えるかと思います。

ちりも積もれば!?「育児生活費用」

「育児生活費用」←こちらも勝手に命名させていただきました。

一方こちらの育児生活費用は、オムツとかミルクとか・・・毎日の生活の中で消費されるものがメインと考えて下さい。ですから一つ一つの単価は低くても継続的にかかる費用となりますね。

育児初期費用との違いは、形に残らないものに使われる「見えない」出費であること。そして実際に赤ちゃんとの生活が始まってみないと予測しにくい費用ということではないでしょうか。

この「見えない」というのが実に危険なんですよね。なんだかよくわからないうちに毎月お金がなくなって、あれ?全然貯金できないな・・・なんて。

たかひろ(夫)

そんなんじゃダメだぁ!!うちのエンジェルが将来お金のために夢を諦めるようなことになったら大変だ!!

さとみ

だからこそ「見える化」が大事なのよ。赤ちゃんが生まれたことで実際にどのくらい出費が増えているのか、まずはしっかり把握しないとね。節約も貯金もそこからよ。

ということで、0歳赤ちゃんの育児費用、まずはこの育児生活費用が毎月どのくらいかかっているのか、見える化を図っていきましょう。

たかひろ(夫)

う、でも将来「海外に留学したい」なんて言われたらどうしよう。離ればなれになるなんて・・・。その時は、お金ないからダメって言って引き止めよう・・・

 

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0歳児の育児費用をシミュレーション!ひと月あたりの内訳は?

では実際のところ、0歳児の赤ちゃんの育児費用というのはひと月あたりどのくらいかかっているのでしょうか。消耗品がメインとなる「育児生活費用」の金額を算出していきたいと思います。

とはいえ赤ちゃんは本当にひとりひとり違うもの。成長の速度も生活スタイルもみんな違うので、生活にかかる費用も一概にいくらと言うのは難しいのですが・・・

それでも敢えて平均値として算出するならば、0歳児赤ちゃんの1ヶ月当たりの育児生活費用は・・・ズバリ、16,000円くらいです。年間にすると20万円近くになりますね。

何故この額なのか?0歳児赤ちゃんにかかる費用をシミュレーションしてみましたので、内訳を見ていくことにしましょう。

オムツ替えにかかる費用

赤ちゃんはひとりひとりみんな違うとは言っても、なんたって0歳です。オムツを使わないという赤ちゃんはまずいないでしょう。

あや(友人)

私の友達で子どもを布オムツで育てた子がいたよ。

さとみ

えーっ!?オムツ洗いながら子育て!?絶対ムリ!真似できない~。

あや(友人)

だよねぇ、私もムリ。友達もさすがに2人目以降の子どもは紙オムツ使ってたよ(笑)

ママのこだわりで「布オムツで育てたい」とか、早い段階からトイレトレーニングして0歳でオムツが外れた!なんて赤ちゃんもいるとは思いますが、少数派ではあるでしょう。基本的には0歳の赤ちゃんの大半が紙オムツを使っていると考えてよいと思います。

ですから1日に何枚も、1ヶ月にすると何百枚ものオムツが消費されるわけです。

1日に大体10枚オムツを替えるとして、1ヶ月のオムツ使用量は300枚。オムツの値段が1枚あたり15円とすると・・・

オムツ1ヶ月当たりの費用は4,500円

そしてそして、オムツ替えの際に使用しているのはオムツだけじゃありません。

  • おしりふき
  • ビニール袋

おしり、拭きますよね?使用済みのオムツを、むき出しのままゴミ箱にポイッって方もまずいないと思います。ビニール袋でしっかり密閉して捨てますよね?あとオムツ用のごみ箱に消臭剤をセットしている場合には、それも消耗品。

そんな諸々を合わせて、0歳児のオムツ替えにかかる1ヶ月あたりの費用を計算すると・・・

オムツ+おしり拭き+ビニール袋等=5,500円

こんな感じになりました。ちなみにオムツもおしり拭きもメーカーによって結構値段に開きがありますよね。今回おしり拭きは80枚入り×3で200円くらいのお安め設定で計算しております。

ミルク代

ミルク代については、これこそ赤ちゃんによって大きな違いが出るものです。母乳だけで育つ赤ちゃんもいれば、ミルクオンリーの赤ちゃんもいます。また母乳とミルク混合の赤ちゃんもいますよね。

今回は完全ミルク育児の場合を想定して1ヶ月あたりの金額を出してみました。

さとみ

でも赤ちゃんって、月齢によってミルクを飲む量も全然違うのよね。

月齢や個人差でミルクの消費量も違うし、粉ミルクの値段もやっぱりメーカーによっていろいろ。なので本当に参考程度の金額ではありますが、

粉ミルク(1缶3,000円)×3で、1ヶ月あたりのミルク代は9,000円、と算出しています。

さとみ

ミルクだと、ママ以外の人でも赤ちゃんに飲ませてあげられるっていう大きな利点があるけど、こうやって数字にするとやっぱりお金はかかってるわね。

あや(友人)

あとミルクの場合は哺乳瓶の消毒もしなきゃいけないしね。

そうそう、哺乳瓶の消毒。レンジでチン!で熱湯消毒というものもありますが、消毒薬を使っている場合は、そちらも消耗品費に組み込まれますね。ちなみにミルトンだと1ヶ月あたり1,500円強プラスといったところです。

衛生用品あれこれ

0歳赤ちゃんの消耗品と聞くと、やっぱりオムツとミルク!この2つが代表格ですが、実は他にもなんだかんだとあるんです。

  • 赤ちゃん用ボディソープ
  • 赤ちゃん用シャンプー
  • ベビーローション・ベビーオイル
  • お口ふき・綿棒
  • 赤ちゃん用洗濯洗剤

等々。生まれたての赤ちゃんのデリケートなお肌を守ってあげたいと思うのは自然な親心。ママ自身のスキンケアをする余裕は皆無でも、赤ちゃんのケアは毎日しっかり頑張っているのではないでしょうか。

オムツのように激しい消費量ではないものの、0歳のうちは「赤ちゃん専用」の日用品が多いのが特徴ですね。

低刺激のボディソープを家族共用で使ったり、洗濯物も特に分けずに洗っているという方もいるでしょうから、このあたりの出費額は人によってかなり差がでるかもしれません。

ですが衛生関連の費用として、1ヶ月あたり1,000円くらいの予算は立てておいた方がよいかと思います。

ここまでを踏まえてこちら↓

1ヶ月あたりの育児生活費用16,000円=オムツ+ミルク+衛生用品+α

冒頭の金額となっています。

さとみ

あとさ、赤ちゃん生まれてから、なんか光熱費もグンと上がってる気がするのよね。

あや(友人)

やっぱり赤ちゃんの体調を考えて冷暖房に気をつかったりするからね。うちは洗濯物が増えたせいか水道代が跳ね上がったよ。

育児費用として計上するかどうかはともかく、夫婦だけで暮らしていた時より光熱費が上乗せになる、というまさかの落とし穴も考慮に入れておきましょう。

 

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お宮参りや予防接種にもお金が必要・・・

毎日の生活の中でかかる育児費用について見てきましたが、赤ちゃんにかかるお金って、まだまだ他にもありますよね。次は毎月かかるわけではないけれど、見過ごせない特別出費についてご紹介していきます。

成長段階に応じてかかる費用

日々成長する赤ちゃん。ちょっとずつ体も大きくなり、いろんなことができるようになり・・・0歳児の成長ぶりは本当にめまぐるしいほどです。

そしてその成長に応じて、何だかんだと必要になってくるものが増えてきます。

さとみ

やっぱり衣類はどんどん買い足すわよね。体が大きくなれば大きいサイズの服がいるし、季節が変わればその季節にあった服がいるもの。

あや(友人)

離乳食が始まれば、赤ちゃん用のスプーンに食器、エプロンでしょ。飲み物用にストローマグとかも用意しなきゃね。

さとみ

あ、歯が生えてきたら歯磨きグッズもいるわよね。

たかひろ(夫)

つかまり立ちとかするようになったら、ファーストシューズだよねぇ。いろんなものに興味を持ち始めてくると、おもちゃとか絵本も買ってあげたいし・・・

もう、いくらでも出てきますよね。

この「成長に伴う必要物品」は消耗品ではないので「形ある」ものへの出費ですね。でも赤ちゃん誕生時の育児初期費用と違って単価が比較的お安いので、何となく家計費から出ていっちゃうんです。

我が子の成長に目を細めつつ「あら、これも買わなくちゃ」「これもなきゃ困るわね」「あ、これ便利そう」と気づけばどんどん買い足されていっちゃうのが特徴

必要なものではありますが、何をどのくらい用意するのか、一つ一つの予算はどれくらいか、お古などを活用できるか等々、きちんと検討しておかないとどんどん膨れ上がる出費ですので注意しましょう。

かわいい我が子には、ついいろいろと買ってあげたくなってしまうものですが、実は0歳の赤ちゃんはおもちゃいらず。市販のおもちゃに頼らなくても充分楽しく遊べちゃうんです。詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

イベント費

何気に0歳児で侮れないのがこのイベント費です。

イベント費ってなんだ?と思われましたか?例えば0歳児の場合だと、こんなものがあります。

  • お宮参り
  • お食い初め
  • 初節句(桃の節句・端午の節句)

桃の節句(ひなまつり)や端午の節句はともかく、子どもが生まれる前にこういった行事のこと、知っていましたか?私は知りませんでした(笑)。

お宮参りとは
生後1ヶ月頃に、土地の神様へごあいさつ→神社に詣でて、子どもの健やかな成長を祈ります。
お食い初めとは
生後100日~120日目くらいに「一生食べ物に困らないように」との願いをこめて、赤ちゃんに食べ物を食べさせる真似をさせます。

桃の節句や端午の節句も含めて、要はどれも子どもの成長と幸せを願って行われる伝統行事なんです。

こういった伝統行事は大事にしたいものですが、どれもしっかりやろうと思うと、やっぱりそれなりに費用はかかってしまうもの。

お宮参りはただ神社に参拝するだけでなく、神職さんに祝詞をあげてもらうとなると初穂両(お礼のお金)がかかりますし、赤ちゃんの衣装(祝い着と言われる着物やベビードレスなど)も用意したりしますよね。

お食い初めも本格的にやるなら、祝い膳(ちゃんとお食い初め用のお膳とか売ってるんです)の用意や、はたまたレストラン等でのお食い初めプランの利用といった形とか。

こんな風に諸々お金がかかりますし、まだ小さい赤ちゃんにいろいろ支度をさせてまでやるのは大変、なんて思われる方もいるかもしれませんね。でもこういった行事はパパママだけでなく、じいじ・ばあばの意向もあることでしょう。

大切な我が子、そして大切な孫、みんなが気持ちよく赤ちゃんの成長を祝えるように取り計らいたいですよね。そのためにはこんなイベント経費についても、一応頭の片隅に留めておきましょう。

さとみ

とりあえず、お雛様は・・・じいじ・ばあば頼みかな(笑)。

予防接種

そして見落としがちなのが、予防接種にかかるお金。

子どもが生まれて私がまず驚いたのが、赤ちゃんが受けなければならない予防接種の数の多さ!あれ、ハンパないですよね。

で、その予防接種には実は2種類あるんです。

  • 定期接種(公費負担)
  • 任意接種(自費負担)

公費負担っていうのは、文字通り公費で受けられる予防接種なので、実質無料の注射。一方、任意のものは自費負担で接種するもの。赤ちゃんの複雑な予防接種スケジュールの中には、この公費負担と任意の注射が入り混じっているんです。

さとみ

何となく注射はタダって感覚になってるから、突然「本日のお会計は~」なんて言われちゃうと焦っちゃうのよね。

あや(友人)

ロタウイルスワクチンなんて1万円超えの高額で、びっくりしちゃったわ。

任意というからには受けなくてもいい予防接種なんじゃない?うちは無料の予防接種だけでいいや、なんて考えてしまいそうですが、定期接種と比べて任意のものの重要度が低いというわけではありません

赤ちゃんを病気から守るためにどれも大切な注射ですし、お医者様からも接種を勧められるかと思います。必要経費としての予算組みを忘れずにしておきましょう。

ちなみに冬に猛威を振るうインフルエンザ、あの予防接種も自費負担の注射です。0歳児のインフルエンザ予防接種については、こちらの記事もご参考にどうぞ。

 

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育児費用は節約できる?

改めて確認してみると、やっぱり子どもがひとり増えると支出もドンと増えているんですね。

でもまだ0歳。この先まだまだお金がかかってくることを考えれば、今のうちから節約して少しでも貯蓄に回したいものですが・・・育児費用って、節約が可能なんでしょうか?

結論から言うと、「見えない」出費についての節約は難しい。と私は思っています。

オムツもミルクも衛生面も、ひいては光熱費に関しても赤ちゃんの健康に直結するもの。予防接種も、もちろんそうですよね。つまりこれ等は子育てに必要な費用なんです。

節約の余地があるとすれば「形あるもの」への出費でしょう。

  • 兄姉や親戚や近所のお兄ちゃん・お姉ちゃんが使っていたものを譲ってもらいお古を活用。
  • ベビーベッドや新生児用のお風呂など、長く使うものでないならレンタルにしてみる。
  • 衣類等々ブランドものにこだわり過ぎない。

とかとか。

さとみ

赤ちゃんグッズってかわいいから、あれもこれも欲しくなっちゃうのよね。選ぶ楽しみも味わいつつ、予算オーバーにならないように・・・バランスが大事ね。

あや(友人)

親しい友人になら「出産祝いはこれにしてー」って予め自分の欲しい赤ちゃんグッズをリクエストしておくのもアリよ。

子育てには絶対必要な削れない費用があります。その必要な育児費用を確保した上で、教育費のかからない0歳のうちに

  • 子ども費をかけ過ぎないよう、要・不要の検討や予算組みをしておく。
  • 必要な育児費用を捻出できるよう、家計の見直しをする。

といったことをしておけるといいですよね。

さとみ

とりあえずはパパのお小遣いね。

あや(友人)

まずはパパのお小遣いだわ。

必要なものを見極めたいけど、赤ちゃんグッズってとにかくいっぱいあって、どんなものを選んだらいいのかわからない!そんなあなたのために、本当に役立つ「0歳児の便利グッズ」についてまとめました。是非こちらもチェックしてみて下さい。

 

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子育て費用に補助は出る?

パパのお小遣いを筆頭に家計を見直すことの他にもうひとつ、子育て費用の捻出のために押さえておきたいのが公的補助金です。

子育てのために支給される補助金の代表格2つをご紹介させていただきますね。

児童手当

0歳~中学校修了時まで支給される手当です。支給額は月額で

  • 0歳~3歳:15,000円
  • 3歳~小学校就学前:10,000円(第3子以降は15,000円)
  • 中学生:10,000円

となっています。児童手当には所得制限限度額というものが設けられているので、手当の申請者(子ども本人ではなく、父母のうちで収入の多い方)の所得がその額を超えていると、上記の額ではなく、特例給付として、子ども一人につき月額5,000円が支給されます。

たかひろ(夫)

要するに収入がたくさんある人には補助は少ないってことだよ。

限度額は、所得だけでなく扶養人数の関係で決定するので、気になる方はこちらでご確認下さいね。

児童手当は基本的に申請した翌月からの支給になります。
月末生まれの赤ちゃんもいますので、出生から15日以内に申請すれば誕生月の翌月から支給されますが、申請し忘れても遡って支給はしてくれませんので注意が必要です。
また離婚や死別等といった理由によりひとり親となった場合には、所得制限はあるものの「児童扶養手当」の支給があり、児童手当との同時受給も可能です。

こちらも支給は申請の翌月からとなります。遡っての支給はありませんので、速やかな申請が必要です。

医療費の補助

「乳幼児医療助成制度」や「子ども医療助成事業」なんて言葉を聞いたことがあるかと思います。自治体によって少し名称に違いはありますが、これは子どもの医療費の一部または全部を自治体が負担してくれるという制度です。

先ほど予防接種にも公費負担のものがあるとお話しましたが、それとは別に病気や怪我などでの通院や入院、お薬代等、通常の保険診療にも補助が出るということですね。

さとみ

熱を出したり吐いたり、子どもはしょっちゅう体調を崩すから、正直この制度にはかなり助けられてるわ。

ただどのくらい助成してくれるのかは、自治体によってかなり差があります

例えば対象年齢も「0歳~未就学児まで」「0歳~小学校卒業まで」「0歳~中学校卒業まで」と様々。医療費の全額を自治体が負担してくれるところもあれば、一部自己負担が必要となったり、年齢によって負担額が変わったり。所得制限の有無も自治体ごとに違います。

0歳児の場合は、多くの自治体で自己負担額がゼロになっているようですが、お住まいの地域でどのような助成内容になっているのかは、事前に確認してみて下さいね。

医療費の助成制度だけでなく、子育て費用への補助については、各自治体によってかなりの違いがみられます

たかひろ(夫)

自治体独自の支援事業なんかもあったりするから、要チェックだよ。

大抵は出生届を提出する際に、他制度の案内もしてもらえるものですが、公的補助というのは基本的に申請しなければもらえません。取りこぼしのないようしっかり申請していきましょう。

また申請手続きのために、何度もお役所の窓口まで足を運ぶのは大変ですよね。できれば一度に全ての手続きを済ませたいもの。そのためには申請に必要な書類や持ち物についても、事前にしっかりと確認をとっておくことをおすすめします。

 

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まとめ

  • 子育て費用には、最初にドカンとかかる育児初期費用と、日常的・継続的にかかる育児生活費用の2種類がある。
  • 0歳児にかかる1ヶ月あたりの育児生活費用は16,000円
  • 毎月の支出ではないが、育児費用には子どもの成長段階ごとにかかる費用や、イベント費、予防接種代など様々なものがある。
  • オムツやミルク、衛生用品など、赤ちゃんのお世話に関する費用については節約困難。これ等は「育児に必要なお金」と考え、その額を認識することが大事。
  • ベビーグッズや衣類などは工夫次第で節約も可能。
  • 育児費用には児童手当や医療費の助成など、公的な補助もある。
  • 育児費用への補助は、各自治体ごとに違いがある。公的な補助は基本的に申請しないともらえないので、自治体への確認が必須。

0歳児の育児費用について「見える化」できましたでしょうか。子育て費用は先を見れば気が遠くなりそうですが、どんな費用が使われているのかがわかれば、本当に必要なものも見えてきます。

家族みんなで旅行に行って思い出づくり、時にはママに美味しいもの、なんていうのも必要予算にしっかり組み込みながら、気持ちにもゆとりを持って楽しく子育てしていきたいですね。