七五三は母親も着物で上品に!正しいマナーは?濃い色や小紋はNG? | こっころ

七五三は母親も着物で上品に!正しいマナーは?濃い色や小紋はNG?

七五三

我が子の晴れの日、七五三。せっかくの伝統行事ですから、お子さんと一緒にママも和装でお詣りできたらステキですよね。

とはいえ、着物を着たのなんて成人式の時以来・・・ちゃんとしたマナーも知らないし、どんな着物を選べばいいのかもわからない。その結果、「やっぱり和装はハードルが高い」と、結局スーツを選んでしまうママは多いかと思います。

そんなママ達のために、七五三母親が着るに相応しい着物の選び方をバッチリ解説しちゃいます。色や柄など、ポイントさえ押さえれば着物初心者でも簡単に上品な和装ママに変身できますよ。

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七五三母親の着物マナー!種類は何がふさわしい?

七五三の服装というと、「着物」が思い浮かびますよね。でも、一口に着物と言っても、その種類がたくさんあることはご存知でしたか?

その中でも、七五三で母親が着るにふさわしい着物はズバリこの3つ。

  • 訪問着
  • 付け下げ
  • 色無地

このいずれかを選んでおけば間違いなし!マナー違反のイタイ母親を回避できます。

あや(友人)
あや(友人)

うーん、訪問着は聞いたことがあるけど、付け下げとか色無地ってどんな着物?訪問着とは何が違うの?

さとみ
さとみ

着物って普段あまり馴染みがないから、わかりにくいよね。じゃあまずは、着物の種類から勉強していこう。

七五三の主役は子ども!ママは着物の「格」に注意すべし!

どんな場面にどんなものを着ていくか?着物のTPOは「格」で決まります。まずは着物の種類をザックリご紹介。

  1. 黒留袖・振袖
  2. 色留袖
  3. 訪問着
  4. 付け下げ
  5. 色無地
  6. 小紋
  7. 浴衣

1の黒留袖・振袖が最も格が高く、番号が下位になるにつれて格が下がっていきます。

簡単に説明すると、1と2は礼装。洋服で言うなら「フォーマル」に当たります。振袖はもちろん成人式、そして黒留袖は、結婚式で新郎新婦のお母様が着ているアレですね。

色留袖もそれに次ぐ礼装。こちらは結婚式で新郎新婦のご姉妹や親戚の方が着ている着物、とイメージしていただければいいかと思います。

なぜこれらの礼装を着て七五三に臨んではいけないのか?それは着物の格が高すぎるからです。

七五三は神様にお詣りするという、それなりにかしこまった行事ではあるものの、式典ではありません。ですからあまりに格の高い着物だと、かえって場違いになってしまうんですね。

何よりママが礼装を着てしまうと、子どもより格上の服装になってしまいます。七五三の主役は子ども。ママの服装は「子どもよりも一つ格を下げて、控えめに」が基本です。

さとみ
さとみ

ちなみに、着物は洋装よりも格上とされているの。だからお子さんが洋装でお詣りに行くなら、ママも和装は諦めて洋装にしてね。

6番以下の小紋・紬・浴衣はいわば普段着扱いの着物。つまり「カジュアル」。お子さんの七五三の装いに対してママが普段着ではバランスがとれませんし、神様にお詣りに行くのに失礼にあたってしまいますよね。ですから当然、これらもNG。

よって、格が高すぎもせず低すぎもしない3・4・5が、七五三に最適な着物となるんです。「略礼装」と呼ばれる訪問着・付け下げ・色無地は、かっちりとした礼装と普段着の間、洋服で言うところの「セミフォーマル」の位置づけですね。

さとみ
さとみ

じゃあ次は、訪問着・付け下げ・色無地の特徴について簡単に確認していくよ。

訪問着

訪問着は、略礼装の中で最も格の高い着物。こちらをご覧下さい↓

画像引用 楽天市場

華やかで美しいですよね。柄が着物の縫い目で途切れず、全体に描かれているのが見てとれるでしょうか。これ、絵羽模様(えばもよう)と言うんですが、着物を広げた時に、全体が一枚の絵のように見えるのが、訪問着の特徴です。

付け下げ

付け下げも訪問着と同じ略礼装。絵羽模様ではありませんが、柄が全て上向きに描かれているのが特徴です。

画像引用 楽天市場

最近は訪問着と同じくらい華やかな柄のものもあり、訪問着とほぼ同格と考えられているようです。

色無地

色無地は、その名のとおり白・黒以外の無地の着物。帯や小物使いで、慶事にも弔事にも着ることができる着物です。

画像引用 楽天市場

色無地に三つ紋が入ると、無紋の訪問着よりも格上となってしまうため、七五三には一つ紋か無紋のものを着用するよう注意しましょう。

三つ紋というのは、着物の背中と両袖にこんな風に家紋が入っていること↓

画像引用 ウィキペディア

さとみ
さとみ

着物の格は「紋」によっても左右されるから、ちょっとややこしいのよね。

【着物の「紋」ちょこっと解説】

着物の紋の種類は3つ。

  • 五つ紋(背中・両袖・左右胸)
  • 三つ紋(背中・両袖)
  • 一つ紋(背中)

紋の数が多いほど格が高くなります

着物は訪問着や付け下げといった種類だけでなく、紋の有無・数によっても格が変わり、それに伴ってTPOも変わるという、ちょっぴり複雑な仕組みになっています。

着物の格は複雑ですが・・・礼装に用いられる五つ紋はもちろん、三つ紋も七五三で着用するにはちょっと格が高くかしこまりすぎ。

ということで、七五三においては、一つ紋、または無紋が相応しい、とザックリ理解しておけばOKです。

さとみ
さとみ

最近の傾向としては無紋の着物が人気らしいよ。

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七五三母親の着物に小紋はNG?江戸小紋は?

さとみ
さとみ

ここで少し、小紋についても説明しておくね。

あや(友人)
あや(友人)

え?小紋って普段着扱いだから、七五三では着れないんでしょう?

さとみ
さとみ

基本的にはNGなんだけどね、例外があるのよ。

カジュアルな小紋は、七五三にはふさわしくないとされています。が、格の高い江戸小紋は例外。七五三参りもOKとされているんです。

七五三もOK!江戸小紋三役

小紋は同じ柄が上下の区別なく、着物全体に散らしてあるのが特徴です。一方で江戸小紋は、柄がなく一見すると色無地にも見える着物。

【江戸小紋ちょこっと解説】

そもそもは江戸時代、着物の豪華さを競うのは止めなさーい!と諸大名に向けて幕府が規制をかけたことに端を発して生まれたのが江戸小紋。

遠目には無地に(地味に)見えるけれど、実は着物全体に細かーい模様が施されています

その結果、かえって高度な染色技術が使われることになったんだとか(笑)

江戸小紋には様々な柄がありますが、中でも「」「行儀」「角通し」の3つは江戸小紋三役と呼ばれ、特に格が高いとされています。

百聞は一見に如かず。こちらが行儀です↓

画像引用 楽天市場

あや(友人)
あや(友人)

ホントに細かいわねー。江戸小紋、おしゃれ上級者の着物って感じだわぁ。

さとみ
さとみ

この三役に「縞(万筋)」「大小あられ」をプラスしたものが江戸小紋五役と呼ばれているの。

五役までは、一つ紋を入れることで略礼装と同格となり、結婚式等に着て行くのもOKとされている着物。ですから、これらの格のある柄のものであれば、七五三の装いとしても問題なしと言われています。

さとみ
さとみ

七五三は式典ではないから、紋が入ってなくても大丈夫だよ。

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七五三で母親に最適な着物の色は?黒はOK?

さて、着物の種類を確認したところで、次に気になるのは「色」ではないでしょうか?着物の種類の区別がつかない着物初心者にも、色の違いは一目瞭然。パッと見の印象を最も左右する要素ですから、色味はかなり重要なポイントですよね。

ママが七五三に着用するなら、着物の色はパステルカラーが無難です。

ピンク、クリーム、ペールブルー、ペールグリーンなどなど。なぜなら赤や青、黄色・・・ビビットな色だとかなり目立ちますよね。ご家族が並んだ時に、真っ先にママの着物に視線が集まるようではアウトです。

七五三の主役はあくまでもお子様。なのでママの着物は「上品に、控えめに」がキーワード。

また七五三はお祝い事なので、あまり暗い印象になるのは相応しくないとされ、濃紺や濃紫、黒などの色も推奨されていません。

結果として、濃い色、暗い色は×。主張しすぎない淡い色、尚且つ明るい色目のパステルカラーなら間違いなし、となるわけです。

濃い色は絶対NG!…というわけではない?

でも、「私パステルカラーはあまり似合わないから濃い色がいいのよね」とか、お母様やお姑さんから譲り受けた着物があるけれど「パステルカラーじゃないから着れないのかしら?」なんて方もいらっしゃることでしょう。

大丈夫です。パステルカラーが推奨されてはいますが、実は七五三に着る着物の色については、絶対的ルールは存在していません。つまりパステルカラー以外の色でも、もちろん黒でも着用OKということです。

着物は帯の色や柄によってもまったく印象が変わるので、濃い色でも、七五三にふさわしい「上品かつ控えめ」な装いになっていれば問題なし。黒地の着物も、柄の入り方や帯で華やかさがプラスされれば、おめでたい席の装いに仕上りますものね。

よほど悪目立ちするような色味でなければ許容範囲内なので、神経質になり過ぎず、ご自分の気に入った色のお着物を選んで下さい。

あや(友人)
あや(友人)

めったに着ない特別な装いだからこそ、自分が気に入ったものを着たいよね。

さとみ
さとみ

王道のパステルカラーを外れるなら、着物に詳しい人やお店の人に、帯の合わせ方をアドバイスしてもらうと安心だよ。

七五三のような伝統行事には、細かなしきたりがたくさんあるのでは?と思いがちですが、実はこの着物の色選びのように、絶対的ルールというものがあまりなく、案外自由度が高いのが現代の七五三。

お詣り前に是非、七五三にまつわる疑問のあれこれについても確認してみて下さいね。

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七五三母親の着物は柄にも注意!

七五三の着物の色に、絶対的ルールは存在しません。が、七五三に限らず着物の「柄」選びにはルールが存在します

着物の柄で注意すべきは、「季節感」

着物の柄には、季節の花々や景色が描かれているものが多いですよね。七五三といえば秋。おそらく10月~11月にお詣りに行かれる方がほとんどかと思います。

単純な話、秋のお詣りに春や夏の柄の着物を着ていたら、季節感ゼロ。その場にそぐわない服装ということになってしまいますよね。ですから秋には秋の柄をチョイスしましょう

代表的なものですと、紅葉や菊、山茶花といったあたり。

ちなみに着物の「秋の柄」について調べると、萩や撫子といった花も代表選手として選ばれているのですが、着物の柄は先取りが粋とされています。

さとみ
さとみ

桜が満開の季節には、敢えて桜ではなく藤の花。あじさい柄は、本格的な夏を迎える前の5月くらいから。1ヶ月~1ヶ月半くらい先取りして着る、という感じなのよ。

七五三のハイシーズンが11月前後と考えると、やや冬よりのお花の方がおしゃれかと思いますので、ご参考までに。

着物初心者には通年物がおすすめ

季節感が大事なのはわかるけれど、まだ七五三のお詣りの日程も10月にするのか11月にするのか決まっていないし、おまけに「先取りが粋」なんて言われちゃうと・・・

あや(友人)
あや(友人)

着物の柄選び、難しすぎるわよー!!

となってしまう方もいますよね。

さとみ
さとみ

そんな着物初心者のママさんには季節を選ばずに着ることができる通年物の柄がおすすめだよ。

何かと細やかなルールの存在する着物ですが、有り難いことにオールシーズン着用OK!な使い勝手のいい柄もありますので、ご紹介しておきましょう。

四季草花ならオールマイティー

1種類だけでなく、四季折々に咲く花が複数描かれている場合は、通年で着用が可能です。様々な種類の花が咲き揃っている絵柄は本当に華やかで、晴れの日の装いとしてはぴったりですよね。

ちなみに桜(幹や枝が描かれておらず、花だけのもの)と菊は、日本を代表する花とされているので、単体でも通年で着ることができます。

伝統文様は着物初心者の強い味方

おめでたい縁起物の吉祥文様や、公家の装束などに使われていた伝統的な有職(ゆうそく)文様など、写実的な絵柄ではなく、デザイン化された文様も季節を選びません

文様の名前には馴染みがなくても、柄自体は和雑貨などでよく目にするものが多いんですよ。

画像引用 楽天市場

こちらの食器に描かれているのは、七宝花菱(上)、青海波(左下)、麻の葉(右下)。他にも鶴や亀甲、松竹梅に花車などなど、文様には様々なものがあります。

色使いや組み合わせによって、清楚だったり華やかだったりと着物の印象も変わるので、きっとお気に入りの柄が見つけられることと思います。

お気に入りの着物を身に着けたら、やはりお子様だけでなく、家族そろっての写真をパチリと記念に残したいものですよね。七五三写真は何と言っても前撮りがお得です。早めの情報収集でステキな思い出作りを!

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七五三の母親の着物帯!正しい選び方は?

種類・色・柄と選んだところで、最後にもうひとつ。着物にとっての重要パーツ、帯の選び方について学びましょう。

帯にもやっぱりあります、「格」。帯の種類はこんな感じ↓

  1. 丸帯
  2. 袋帯
  3. 名古屋帯
  4. 半巾帯

帯は幅や長さによって種類が分かれており、1番の丸帯が最も格上、番号順に格が下がっています。そして花嫁衣装や黒留袖には丸帯を使うなど、着物の格に合わせてマッチングする帯も決まっています

では七五三に着る着物にはどの帯を合わせればのかというと、ズバリ

袋帯の二重太鼓

これが一般的です。(と、着物屋さんも口を揃えています・笑)

袋帯はいわゆるフォーマルシーンで使う帯。そして二重太鼓はこんな結び方のこと↓

【美しいキモノ】 二重太鼓の結び方

慶事には、袋帯を二重太鼓にして「慶びを重ねる」という風に縁起を担ぐんだそうです。

さとみ
さとみ

名古屋帯でも、あまりカジュアル過ぎない「格の感じられる」色柄のものであればOKみたい。お手持ちの名古屋帯を使いたい人は、着物屋さんに聞いてみるといいよ。

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七五三母親の着物!おすすめは購入orレンタル?

さてさて、着物のマナーを学んだところで、「七五三にはこんな着物を着たいわぁ・・・」というイメージも固まってきたでしょうか?

我が子の七五三は自分も着物で上品にキメちゃうぞ!というママのために。最後に、着ていく着物は購入するべきか、はたまたレンタルがいいのか?について、主観100%でご提案させていただきます(笑)

この記事を読んで下さっているあなたは、これまでほとんど着物を着たことがなく、もちろん自分の着物も持っていない(もしくは貰い物の着物がタンスの奥で眠りについている)という、着物初心者さんであるはず。

そんな初心者さんのあなたには、レンタルをおすすめします。

あや(友人)
あや(友人)

やっぱりそうよね。着物って高いから、いきなり購入に踏み切るには勇気がいるもの。

さとみ
さとみ

着物って高級品だもんね~。でもね、レンタルをおすすめするのは、値段だけが理由じゃないのよ。

コスパ的には購入した方がお得!?

呉服店で着物を買う場合、相場は20万円くらいから、と言われています。子どもが主役のイベントなのに、ママの衣装代が20万円とか・・・パパにはちょっと言えないですよね。

対して着物のレンタルは、フルセットで1万円くらいから可能で、このお値段でもかなりの種類が選べます。これではお値段的にはレンタルの圧勝!と思ってしまいますが・・・

実は、そうとも言い切れないんです。

実店舗よりもネット通販の方が安くお買い物できるのは、着物でも同じこと。ネットで買うなら、8万円くらいのお着物がゴロゴロあります。

さらにさらに、中古の品を探してみると・・・なんと、1万円以下のお着物がこれまたゴロゴロあるんです

あや(友人)
あや(友人)

え!?1万円で着物が買えちゃうの?レンタルと変わらないじゃない!

そうなんです。それどころか1万円で購入した着物を七五三、入学式、友人の結婚式・・・と使い回せば、お値段的にはレンタルよりもずっとお得と考えることができます。

ではレンタルのメリットはどこにあるのでしょうか。

レンタルなら手間いらずで着物を楽しめる!

着物レンタルの魅力は値段だけでなく、着物初心者が安心して手を出せるその手軽さにあります。何が手軽かと言えば、

  • お手入れ全面カットで手間いらず
  • 気分次第で色柄チェンジが可能

これがレンタルの最大のメリットだと思います。

着物って、お手入れ・保管が洋服より格段に手がかかるんですよね。スーツやワンピースみたいにクローゼットに吊るしておくこともできないし、湿気と虫にめっぽう弱いから衣装ケースに入れるのもNG。

あや(友人)
あや(友人)

そういえば着物用の箪笥とかあるわよね。

さとみ
さとみ

湿気対策に優れた桐の箪笥ね。箪笥がない場合は桐のケースでもいいみたいだけど・・・

これまで着物を着る機会のなかった初心者さん宅に、そんなお着物専用のお休み処なんて、まず用意がないですよね。そして例え桐箪笥であっても、入れっぱなしは厳禁。定期的に虫干しだってしなくてはなりません。

そもそもあなたは、着物をちゃんと畳むことができるでしょうか?箪笥やケースにしまうためには、まず着物をきちんと「畳む」ことが大前提ですが・・・

畳み方がわからないから、実家のお母さんに来てもらって着物をしまった、なんて笑い話みたいですが、実は着物初心者あるあるなんです。

そんなあれやこれやが、レンタルだったら丸ごとカット。着物おしゃれを存分に楽しんだら、後はそのままお返しするだけ。クリーニングすら不要です。

もちろん、次にまた着物を着る機会にはレンタル料が発生します。ですが、お手入れ&保管をプロにお任せしている料金と考えればそれほど割高ではないと思いませんか?

また、借りる度に色や柄を変えて、違った雰囲気の着物を気軽に楽しめるというのも、レンタルの魅力のひとつですよね。

年齢によって、好みや似合う色なども変わってきますから、その時々で自分の好きな着物を自由に選んでみてはいかがでしょうか。

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まとめ

  • 七五三にママが着る着物としてふさわしいのは、訪問着・付け下げ・色無地のいずれか。
  • 着物は紋の数が増えると「格」が上がる。七五三には一つ紋か無紋で
  • 小紋は普段着扱いなので、七五三の際に着る着物としては相応しくないが、「三役」「五役」と呼ばれている柄の江戸小紋であれば、格があるので着用可。
  • 七五三にママが着る着物の色はパステルカラーが無難ではあるが、色についての絶対的ルールはない。主役である子どもと並んだ際に、悪目立ちしなければ、濃い色や黒地の着物でもOK。
  • 着物の柄は「季節感」が大事。柄選びに迷ったら通年タイプの柄がおすすめ。
  • 七五三のママの着物に相応しい帯は、袋帯の二重太鼓結び
  • 「我が子の七五三で着物を着たい」という着物初心者のママには、購入ではなく、手入れや保管に手間のかからない着物レンタルがおすすめ。

お子さんの七五三は、ご家族みんなにとって大切な記念日。是非ママも、いつもとは一味違うトクベツな装いで華を添えてみて下さい。

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