仮装やお菓子配りなど、とっても楽しいイベント「ハロウィン」。
この日をもっと思い出深い1日にするなら、ハロウィン用の小物を自分で工作してみるのはいかがでしょう。その材料も特別なものは一切不要。家にあるもの、かつ捨てるはずだったもので作ることができるんです!
今回は、そんな超簡単にできるハロウィンの工作方法をまとめてみました。ぜひ親子での思い出作りにお役立てください。
ハロウィンに簡単工作!材料は不用品でOK
ハロウィン気分を盛り上げるためには、衣装や小物などの準備に加え、お部屋の飾りつけなども用意したいですよね。でも、それらすべてを購入して揃えようとなると、なかなかの金額になってしまう可能性が…。
おまけに奮発して揃えても、出番は1年に1度きり。ハロウィングッズは本当にかわいいですが、あのオレンジ&ブラックは特徴がありすぎて、他のホームパーティーなどに使いまわすこともできませんよね(笑)
使い終えたら、その後は押し入れへgo。そして翌年、1年ぶりに再登場してもらったところ、今度は子供が「他のかざりがいい!」なんて言い出すことも十分あり得ます。
そうなってしまったらかなりショック。でも、ハロウィンの小物を自分で手作りするなら、そんな問題を気にする必要がなくなっちゃうんです。
しかも材料は、以下のような家にあるものや安く手に入れられるものでOK。
安価で手作りできればあまり執着せずに済みますし、作る工程から思い出作りが始まります。そのため、毎年新しく作るなんてことも気軽にできるため、去年と今年の工作物を比べてお子さんの成長を感じることも可能です。
そんな魅力がたくさんのハロウィンの工作。材料ごとに、超簡単にできるものばかりを選りすぐってみましたので、ぜひお子さんと一緒にお楽しみください。
ハロウィンの工作遊び【紙コップのお菓子バッグ】
ハロウィンの定番フレーズ、「トリックオアトリート」。これは、“お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!”というなんともかわいい意味で使われます。
いたずらされたくなかったら、このフレーズを言われた大人は、かわいい仮装をした子供たちにお菓子をあげましょう(笑)
となると…子供はそのお菓子をいれるバッグが必要になりますよね。
そのバッグは、紙コップでとってもかわいく作ることができちゃいます。手順は簡単なのにハイクオリティに仕上がるため、幼児期〜小学生の子まで楽しく工作することができますよ。
【用意するもの】
- 紙コップ
- 画用紙(オレンジ、黒)
- モール または リボン
- 画鋲 または キリ
- はさみ
- ホチキス
- 両面テープ
★つくりかた★
- 紙コップの両側に画鋲などで穴を開ける。
- ①で開けた穴に、モールなどを通して持ち手を作る。
- オレンジの画用紙を紙コップの高さに合わせて切る。
- ③の上側のみに両面テープを貼り、紙コップに巻き付けて貼る。
- オレンジの画用紙を紙コップの高さより長く切り、両側に両面テープを貼る。
- ⑤を裏返して片側を折り曲げ、切り落とさないように2cm程の間隔で切っていく。
- 切り離していない面を紙コップの下部分に巻き付けて貼る。
- 切り離した方を1枚ずつ紙コップの上部分に貼っていく。
- 黒色の画用紙で目・鼻・口を作って貼り付けたら完成!
ジャック・オー・ランタンのかわいいお菓子バッグ!子供に持たせたら写真映えもしそうだね!
穴を開けたりはさみを使う工程さえよく注意しながら見守ってあげれば、子供にも簡単にできそうだね。
ハロウィンの工作遊び【牛乳パックでおうち型ランタン】
ハロウィンといえば、どこかホラーっぽい雰囲気も欲しいですよね。そんなときにおすすめなのがランタン。
とはいえ本物のランタンはろうそくを使うため、子供にはかなり危険が伴います。でも、火を使わないLEDのライトなら安心・安全。そんなランタンが、なんと牛乳パックひとつでとっても簡単にできちゃうんです!
【用意するもの】
- 牛乳パック
- はさみ
- 両面テープ
- セロハンテープ
- LEDキャンドルライト
★つくりかた★
- 牛乳パックを開く
- 底の部分は切り取る
- 印刷された紙を剥がす(間にカッターを入れると剥がれやすい)
- 窓を好きな形に切り取る
- 牛乳パックを元の形に戻す。注ぎ口の部分は両面テープ、側面はセロハンテープで。
- LEDキャンドルライトの上に被せて完成!
ランタンと言っても、本物のろうそくを入れてしまうと火災に繋がってしまうので絶対NG!LEDキャンドルライトは100均などでも購入できますが、より安価で手に入れるならネットショップがおすすめですよ。
ネットショップの販売価格は、なんと驚きの2桁台!100均よりも断然安いんだね!材料も牛乳パックひとつあればOKだから、すぐに作ることができそう。
ただし、カッターを使った細かい作業などは、必ず大人の方がやってあげるようにしようね。
ハロウィンの工作遊び【紙皿でお部屋をデコレーション】
ハロウィンにはおばけもメインキャラクター。でも、なんだかおばけって怖いような…?
そんなイメージをガラッと覆してしまうような、とってもかわいい飾りがこちら。材料はなんと紙皿なので、何体作っても抜群のコスパの良さが魅力です。
かわいいおばけでお部屋を飾れば、一気にハロウィン気分が高まること間違いなし!手順も超簡単なので、お子さんと一緒にたくさん作っちゃいましょう。
【用意するもの】
- 紙皿
- 画用紙
- スズランテープ
- のり
- 両面テープ
- セロハンテープ
- はさみ
- 穴あけパンチ
★つくりかた★
- 画用紙で、おばけの顔・手・帽子を作る
- スズランテープを、長さ約25cmのものを4本と、約60cmのものを1本用意する
- ①で作ったパーツを、紙皿の裏面にのりや両面テープで貼り付ける
- おばけを裏返して、長さ約25cmに切ったスズランテープを貼り付ける
- 穴あけパンチで、紙皿の頂点に穴を開ける
- 穴に長さ約60cmに切ったスズランテープを通し、輪っかになるように結べば完成!
とってもキュートなおばけ!これは子どもウケ間違いなしね!
これくらいの単純作業ならパパにも簡単にできそうだね!
ハロウィンの工作遊び【トイレットペーパーの芯でおばけ】
お部屋の飾りつけは、紙皿だけではありません。
紙皿よりももう少し小さいサイズで作りたいときは、トイレットペーパーの芯が大活躍します。ひと手間加えてあげるだけで、ただの筒状の不用品から一転。とってもかわいい装飾品に大変身!
はさみなどを使った工程も多くないので、お子さんだけでも黙々と作業できそうです。
【用意するもの】
- トイレットペーパーの芯
- 折り紙 または 画用紙
- はさみ
- 両面テープ
- モール
★つくりかた★
- トイレットペーパーの芯を、高さ9cmになるように切る
- 15cm×15cmの折り紙を幅9cmに切る
- ②の折り紙の裏に両面テープを付け、①のトイレットペーパーの芯に巻き付ける
- 芯の上下を指でつぶす。この時、つぶした部分が重なるようにする
- ジャックオーランタンの顔や、コウモリの目・羽などを、折り紙などで作る
- パーツをトイレットペーパーの芯に両面テープで貼り付ける
- モールでかぼちゃのヘタやコウモリの耳などを作り、貼り付けて完成!
カボチャやコウモリ以外にも、パーツを工夫すれば黒猫や魔女、おばけなんかも作れそう!
トイレットペーパーの芯なんて下手すれば毎日出るし、これも安価でたくさん作れそうだね!
(それはあなたが紙を使いすぎてるだけよ…)
ハロウィンの工作遊び【ゴミ袋で衣装作り】
ハロウィンに仮装は欠かせません。でも、コスプレ衣装こそ使いまわしにくいし、それに子供の成長はめまぐるしいもの。来年もサイズがぴったりかどうかなんて、かなり怪しいところです…。
そのため、「仮装させたいけど買うのは悩む…」という親御さんが多いのではと思います。そんなあなたに朗報です!なんと、ゴミ袋を使ってかわいいチュチュスカートができちゃうんです!
しかも、その材料はたったの2つ。超簡単3ステップであっという間に完成しちゃいます。
【用意するもの】
- 黒色のポリ袋(45L)
- ゴム
- はさみ
★つくりかた★
- ゴムをウエストに合わせて切る
- ①を輪になるように結び、そこにゴミ袋を10枚結び付けていく
- 結んだ袋に切り込みを入れて完成!
すっごく簡単で、しかもめちゃくちゃかわいい!お子さんが女の子なら、絶対にやってみたくなっちゃうね。
元がゴミ袋だったなんて思えない!マイエンジェルも絶対似合うよ~!
ハロウィンの工作遊び【ペットボトルでかぼちゃケース】
気付けばおうちにペットボトルがたくさん溜まってた!なんていうことありますよね。そんなペットボトルを使って、ファスナー付きの便利な小物入れが作れちゃいます。
500mlペットボトルだけでなく、2Lやスリムタイプなど様々な大きさ、形のもので作ってみるのもいいですね。
比較的行程は簡単なので、もちろん親子で楽しめます。ですが、アイロンやカッターなどを使う作業は、必ず大人の方が行うようにしましょう。
【用意するもの】
- ペットボトル 2本
- ファスナー
- カラーセロハン
- カッター または はさみ
- アイロン
- 工作用ボンド
★つくりかた★
- ペットボトル2本を、下から4cmのところで切る
- ①を、アイロンにフチを押し当てて丸くする
- ファスナーを用意して開き、片側に工作用ボンドをつける
- ③をペットボトルのフチに沿って貼っていく。この時、チャック部分がフチに重ならないように注意。
- 片側も同じ行程。
- カラーセロハンを丸めて入れる
- 画用紙などで作った顔のパーツを貼り付けて完成!
動画ではお菓子入れとして紹介されてるけど、お菓子以外にもいろいろなものを入れられそうだよね。
2Lペットボトルで作れば、おもちゃ入れにもなるかも。これならハロウィンが終わってもずっと活用していけるね!
ハロウィンの工作遊び【手形・足型で赤ちゃんとも楽しめる】
これまで様々な材料を使った工作方法をご紹介してきました。
しかし、切り貼りの作業ができるようになるのはだいたい3・4歳以降になるかと思います。そうすると、3歳以下の子と一緒に工作遊びをするのはなかなか難しいのでは…?
そんな疑問は、逆転の発想で解決してしまいましょう。どういうことかというと、ズバリ『切り貼りしない工作』をすればOKです!それは例えばこんなものがおすすめですよ。
このように、手形や足形でペイントしてみるのはいかがでしょうか。とてもかわいい見映えなのはもちろん、子供の成長記録としても◎。いつまでも大事に取っておきたいハロウィンの思い出になりますね。
手形・足形を取るのってなかなか難しいよね。上手に取るコツは、絵の具を全体にまんべんなく塗ること。ただし、塗りすぎにも注意だよ。
まだ赤ちゃんの子の手形・足形を取る時は、夫婦で協力してやるのがベスト!二人でやればなんとか形にすることができるし、よりいい思い出にもなるはず。
まとめ
手作りのハロウィングッズ、お気に入りは見つかったでしょうか。“工作”というと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、どれも超簡単にできるものばかりでしたよね。
どんなにステキなグッズでも、買って終了、1度使ったきりであとはお蔵入り…では寂しいですよね。せっかくのイベントですから、ぜひお子さんと一緒に楽しみながらいろいろと作ってみてください。
もし「これまでハロウィンとは無縁だった」という方でも、工作なら楽しんで行えるはずです。これを機に、毎年ハロウィンは家族で楽しく過ごそう!と思えること間違いなしです。